今年は全国各地で熊被害が増加しているようです。リサコでは、昨年から「熊を検知するAI」の開発に取り組んでいました。下の映像は実際に山奥で撮影された熊の映像です(映像提供:竹入自動車様)。
熊検知AIとは?
上の映像のように「熊検知AI」は熊を自動的に検知します。そのことで、熊の出没状況を把握したり、人や熊に警笛を鳴らすことでお互いの接触を無くすことが期待されます。「Caution」と表示された時はAIが熊を検知した時です。熊が画面から消えるとCautionは消えますが、再び画面に現れるとCautionが表示されます。
熊の出没情報を可視化
「熊検知AI」はさまざまな実装形体が可能です。小型カメラにAIを組み込み山林に設置するなどで、熊の出没状況を可視化することが可能になります。地域の特性やニーズにあった形での実装が可能です。まずは、熊の正確な出没状況を把握することが、熊被害を軽減する第一歩と考えられます。
人と熊の共生のためのツール
「熊検知AI」は、人と熊の共生のためのツールです。お互いがそれぞれの生態系を保ち地球上で生活していくために、人ができることの一つであると考えられます。
野生動物の生態調査や保護にも活用できる画像認識技術
「熊検知AI」では画像認識技術を活用しています。これは、熊だけでなく、シカ、イノシシ、サルなどの野生動物も検知することができる技術です。野生動物の生態調査や野生動物保護にも活用できる技術です。
お問い合わせ
以上、今回は、画像認識技術の1つとして弊社で開発した「熊検知AI」をご紹介させていただきました。「熊検知AI」に興味のある自治体の方など、是非お気軽にお問い合わせください。
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